メタボリック症候群対策において食事療法は欠かせません。メタボリック症候群対策の食事療法としては、カロリーの摂り過ぎに気をつける、バランスよい食事をする、間食をひかえる、など食事療法はいろいろあります。食事療法でメタボリック症候群対策をする際に、1日に必要なカロリーを知っておきましょう。適正体重1kgあたり必要なエネルギーの目安としては、肉体労働や体をよく動かす仕事の場合は35〜40kal、立ち仕事や外回りの仕事の場合は30〜35kcal、デスクワーク中心の仕事の場合は25〜30kcalとされています。適正体重は身長(m)×身長×22で求められます。例えば身長が1.6mの場合だと、適正体重が約56kg、1日の必要なエネルギー量はデスクワーク仕事だと1400kcal〜1680kcalとなります。このカロリー数を目安に、食事療法を実行し、メタボリック症候群対策をしましょう。
メタボリック症候群対策の食事療法としてバランスよく食べるということも大切。1日30品目、ご飯やパン、麺類などの主食、魚や肉、大豆類や卵などの主菜、野菜、階層、イモ類、きのこなどの副菜をバランスよく食べることがメタボリック症候群対策の食事療法になります。特に忘れがちなのが果物。女性に比べて男性は果物を食べない、といわれています。しかしメタ ボリック症候群対策としてはビタミン類が豊富な果物は摂取することは食事療法としては必要。朝や昼のデザートとして少しずつでも食べる習慣をつけることがメタボリック症候群対策になります。できれば、野菜ジュースや100%の果物ジュースを飲むより果物そのものを食べるようにしましょう。加工されていない果物の天然の植物細胞壁の構造がそのまま残ったカタチで食べることが、果物の栄養を体に取り入れることができるのです。
メタボリック症候群の原因の一つである高血圧。メタボリック症候群対策であり、高血圧を改善する食事療法としては、塩分をひかえることです。メタボリック症候群の人は濃い味のものを好んで食べる人が多いようです。メタボリック症候群対策として減塩はとても重要なこと。少しずつ減塩していきましょう。食事療法としては、魚は干物より生魚を、漬物の代わりに酢の物を、また、和食は塩分が多くなりがち。1日のうち1回は洋食にするのもメタボリック症候群対策になります。確実に血圧を下げることのできる食塩の摂取量は1日3g以下とされています。これはとても少ない数字ですが、メタボリック症候群対策として塩分をひかえる食事療法を実行して、できるだけ減塩を心がけましょう。
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